発行日:2005年05月23日
西條公人プロ
PGAティーチングプロ
 
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ごるマガ会員の皆様、今週は先週に引き続きアプローチについて説明していきます。
今週のアプローチショットは「ピッチショット」です。

状況別のショット VOL3(ピッチショット)

アプローチの中で最もテクニックが必要とされるのが「ピッチショット」です。
その理由は、体の動きと腕、特に手首のコッキングの連動が必要とされるからです。
今までアプローチショットの中で、何度か述べてきているようにアプローチショットの基本はパッティングのストロークの運動がベースとなります。
つまり、振り子の運動と言う事になります。
パッティングストロークとランニングアプローチは、同じ動きが基本となります、パターの代わりに、アイアンでパッティングする要領です・・・
但し、あくまでも基本動作ですので、ボールの位置を右足よりにセッティングしたりフォローを取らずに、ぶつけていくだけのアプローチショットも応用のショットとして体得していく事も大切です。
そのランニングアプローチに体の回転運動をプラスしたのが、先週説明しましたピッチ&ランのアプローチショットと言う事になり、今回の「ピッチショット」はこのピッチ&ランの動きに、更にコッキングをプラスしたショットと言う事になります。
このコッキングを上手に使って、ゆっくりとしたリズムでアプローチショット出来れば“柔らかい球”で寄せる事が出来るのです。

コックを使ったバックスウィング
コックを使ったフォロースルー

手首を使ったショットで最も注意しなくてはならない事は、手首とクラブの重さによってスウィングリズムが早くなる事です・・・初めに言いましたが、ストローク(振り子)の運動がベースですので、バックスウィング側とフォロースルー側でのスウィングスピードが共通である事が基本となりますので、ヒットするようなインパクトをイメージしてはいけません。あくまでもゆっくりとしたリズムが大切なのです・・・
タイガーウッズで有名な「ロブショット」もピッチショットの中に含まれますので、基本的な振り子のイメージはピッチショットと変わりありませんが、ロブショットの場合は通常のピッチショットと多少打ち方に違いがあります、「ロブショット」とは、サンドウェッジやロブウェッジのフェース面を開いて使い、ボールの下にクラブフェースを素早く抜くように使うので、非常に高くボールが上がりそのまま落下してくるようなボールのことを言います。フェース面を上に向けたまま、ボールの下に思い切って抜くように打たなくてはならないため、非常に勇気のいるショットなのです。
振り抜きが良すぎて腕が見えない!?

このロブショットを上手に打つには、ある程度の技術と経験が必要になると思いますが、ピッチショットならば基本の動作とゆっくりしたスウィングリズムが備われば、きっと使う場所が少なくないはずです・・・練習場のマットの上ではなかなか感覚をつかむのは難しいかもしれませんが、是非トライしてみてください!!
上級者の方々も、柔らかい球で止まるピッチショットが不得手な方が多いと思います、そんな時、スウィングリズムを振り子のリズムになるように、ゆっくりとクラブの重さに任せてみてください・・・きっと、“柔らかい球”が飛び出しますよ・・・。