発行日:2005年06月01日
田中賢司プロ
 
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 ごるマガをご覧のみなさんこんにちは。今週の<トライ!フィッティングクラブ>は、「反発係数適合クラブなのに高反発より飛ぶ」話題のドライバーYONEX CYBERSTAR NANOV です。高反発クラブは2006年からJGA主催競技・2008年からは公式競技で使用禁止になるので、(公式競技に出ないアマチュアの方々は大丈夫ですよ)反発係数が0.830以内の飛ぶドライバーが、これからもドンドン出てくるんでしょうね。ところで、このナノブイドライバーの飛びの秘訣は、ナノテクノロジーが生んだ2種類の新素材をヘッドとシャフトに投入。ヘッド本体はチタン+タングステン合金。クラウン〜サイド部にナノカーボン素材フラーレン(カーボン繊維を束ねる樹脂に複合することで強度を保ったまま軽量化を図る)とナノスケールチタン ゴムメタル(金属でありながらゴムのようにしなやかで、しかも強度が非常に高い新素材)を採用。この「フラーレン」と「ゴムメタル」を更にシャフトにも採用することで、高反発ドライバーを超える飛びを可能にした。
 ヨネックスからサイバースターが出てから「飛ぶ飛ぶ」と言われて来ましたけど、それにナノテクノロジーが加わり、更に飛びを求めた最強ドライバーの誕生といった感じでしょうか。それにしてもゴムのような金属って何でしょうね?次々と新素材が出てきて、どこまで飛ぶのか楽しみでもあるけど、ちょっと目を離すと着いていけなくなりそうです。
 
【IMPRESSION】

◇ YONEX CYBERSTAR NANOV DRIVER

セットアップ・・・ヘッド体積が425ccで大型ですけど非常にいい顔をしてます。それほどフックフェースではないのでセットアップしやすいですね。
打感・・・打球音は比較的高音ですが、マイルドさが伝わってきます。打っていて気持ちいいですね。スウィートエリアの広さも感じるので、打感の差をあまり感じさせないヘッドです。やはりゴムメタル効果でしょうか?
弾道・飛距離・・・弾道は中・高弾道ですが球筋に伸びを感じます。そのため飛距離も出ていますね。高反発ドライバーと同じぐらいかそれ以上の手応えは感じますよ。他の低反発ドライバーは上級者もしくは競技仕様が殆どなのでシャフトもハードスペックが多く、ある程度のパワーがないと飛ばせない。しかし、このナノブイは言われなければ高反発かと思ってしまうほどの飛びと感触があります。
打ちやすさ・・・グリップして1,2回振った後にスペックを再度確認したくなるほどシャフトが軟らかく設定されています。自分が打ったS-2でもかなり軟らかいです。そして軽め。通常のRかSR位に感じるほど。そのためヘッドが効いて球のつかまりが良いですね。シャフトにも採用された「フラーレン」と「ゴムメタル」がここでも発揮か?確かに軟らかいけどしっかり感があるので、タイミングが取りやすいシャフトです。この方がバランス良く振りやすいクラブかも知れませんね。
ターゲット・・・非力だけど低反発で飛ばしたい人。クラブ全体としては球のつかまりが良く、やさしいドライバーなのでスペック次第ではアベレージから上級者まで幅広く使えます。また、シャフトフレックスが豊富なので購入の際はぜひ試打をオススメします。
写真提供:(株)ネコ・パブリッシング ゴルフギア誌