発行日:2005年06月16日
田中賢司プロ
 
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 ごるマガをご覧の皆さんこんにちは。今週の<トライ!フィッティングクラブ>はボールです。このコーナーでのボールインプレッションは初めてですね。最近はどのメーカーのボールも非常に性能がよくなっていて、一昔前にあったようなカチカチのボールは殆ど見当たりませんよね。前は、ショットの安定している上級者は飛ばないスピン系の軟らかいのも、ボールの曲がるアベレージゴルファーはスピンの少ないディスタンス系の硬いもの、というのがボールを選ぶ上での定義みたいに言われてきましたけど、今はクラブ同様、全体的にその境目が分かりにくくなっているというか、例えばアベレージ用のボールでも飛距離やスピン性能、カバーの軟らかさなどが非常に良くなっている為、全てがスピン系に感じてしまうほど・・・。もちろん実際に打ち比べて見ればその違いはありますが、正直言って、今、各メーカーから市販されている主流のボールは、ほとんどが飛ぶし必要なスピンも十分かかります。選ぶ基準に迷ってしまいますよね、その中でも微妙によりスピンがかかるものとか、飛距離が出るものとか、弾道の高さ、曲がり、インパクト感などの違いで、自分に合ったスタイル(どの性能に重点を置くか)でボール選びをしていきましょう。また、ヘッドスピードによって性能の違いが大きく変わるので、いろいろ打ってみると良いですよ。ある程度の経験者や上級者になればなるほどボールとの相性やフィーリングを大事にすると思いますが、初級者などは分かる人にアドバイスをもらうと良いですよ。ところで、今週のインプレッションはBRIDGESTONE TOURSTAGE X-O1H・TITLEIST NEW PRO V1Xの2つです。来週も引き続きボールのインプレッションをしますので、楽しみにしていて下さいね。
 

【IMPRESSION】

◇ BRIDGESTONE TOURSTAGE X-01H

構造:ウレタンカバー3ピース コア:ネオジウム触媒BR高反発グラデーショナルコア インナーカバー:高反発アイオノマー アウターカバー:高スピンウレタンエラストマー薄カバー ディンプル数:330個 ディンプル配列:六方最密シームレス配列 
まず、ツアステのしっかりした重みのある手応えは継承されてますね。この01Hは弾き感とソフト感が融合されています。ドライバーはX-01に比べると弾き感が増した気がします。更に球の回転数が抑えられているのが良く分かり、中弾道で伸びのある力強い飛び方をします。通常なら曲がりそうなショットでも耐えてくれてるのが印象的でしたね。アイアンやアプローチショットでは、非常にソフトな手応えを感じました。スピン量が安定しアプローチでの距離感も出しやすいですね。パターではX-01同様ソフトでありながらはっきりとしたインパクト感なので、タッチが合いやすい。総合的に見るとヘッドスピードの速い人ほど、この性能を引き出せるでしょうね。ドライバーを打ってみると分かりますよ。
◇ TITLEIST NEW PRO V1x

コア:新1.550フォーミュラデュアルコア ケース:新スピンコントロール・アイオノマーケ−ス カバー:ハイパフォーマンスウレタンエラストマー・カバー ディンプル:332マルチディンプル・イコサデドラルデザイン
 世界のトッププレーヤーから絶大な支持を得ているタイトリスト プロV1。その後継とも言える今回のニュープロV1xは、実際に打った感じ全体的にはやや硬くしっかりした感触が伝わってきます。とは言っても前モデルのプロV1と比較した場合での話で、V1のソフトで感触の良さは十分継承されていますね。ドライバーでの飛距離は出ていました。他のモデルと同じ場所で比較したわけではないので、残念ながら性格には分かりませんが、何ホールか打った結果、伸びのある球筋で非常に飛びが安定している印象を受けましたね。また、アプローチはスピンが掛かり過ぎずランの計算がしやすく、パッティングでもソフトで繊細なタッチが出しやすい。上級者モデルでトータル的にバランスの取れた完成度の高いボールですね。個人的にもインパクトのタイミング(硬さ・重さ)が取りやすいボールです。 
写真提供:(株)ネコ・パブリッシング ゴルフギア誌