発行日:2005年08月10日
田中賢司プロ
 
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 ごるマガをご覧の皆さんこんにちは。今週の<トライ!フィッティングクラブ>はドライバーです。NIKE IGNITE+DFI460 DRIVER。ヘッド体積460ccまでに規制された中、最大級の大きさ。この大きさでタイガーウッズ(IGNITE460)や片山晋吾プロをはじめとする多くのトッププロが使用してます。まず、ヘッド構造はコンポジット。それもチタンとカーボンだけではなく複数の素材から組み合わされ、今までのコンポジットにあった問題点を解消している。DFI(ディスタンス・フォース・インジェクション)とは、ヘッドクラウンのアワーグラスデザインにより、「インパクトで吸収したエネルギーを蓄積し、それを一気にボールへと伝達させて飛ばす」と言うこと。また、シャフトは今人気のディアマナが装着されている。
 ナイキがゴルフ界に進出してきて、さすがにデザイン性は斬新なものがありましたね。しかし、正直クラブ性能はと言うと、残念ながら“これからに期待する”と言った感じでした。でも、徐々に進化してきてるのは間違いなく、このDFI460も非常に試打が楽しみなドライバーに仕上がっている感じですね。
【IMPRESSION】
◇ NIKE IGNITE+DFI460 DRIVER(試打スペック:ロフト9.5度・フレックスS)
セットアップ・・・構えた感じやっぱり460ccのヘッド体積はデカい!でも、シャフト長は45インチですが短く感じますね。ヘッドの座りが良く、クラウン部の凹凸デザイン(違和感を感じる人も居るかも?)がよりふっくらとした形状に感じ、やさしさと方向性の安心感をイメージさせてくれます。
打感・・・弾き感はあるもののコンポジットの軟らかさが出ています。また、スウィートエリアの広さを感じます。打点位置が多少ズレても打感の違いはあまり感じない。幅広いゴルファーが違和感なく打てますね。特に上級者やヘッドスピードの速い人が好む心地よい弾き感とソフトさがあります。
弾道・飛距離・・・弾道は思ったより高くない中・高弾道ですね。風にも強そうです。球の曲がりが非常に少なく、殆んどストレートボールでしたね。飛距離も結構でてました。特に平均飛距離では1,2を争う飛距離は出ていそう。デカヘッドの良さが十分活かされた仕上がりです。
打ちやすさ・・・曲がりが少ないため、ターゲットに向かって振りぬくだけ。スイング中(インパクトゾーン)でのヘッドの動きが少ない安定感があり、方向性重視のクラブと言えます。また、ヘッド・シャフトのトータルバランスが良く非常に振りやすい。強振してもしっかり着いてきてくれます。たぶん、ナイキのクラブ史上1番振りやすいんじゃないかな。
ターゲット・・・ティーショットを楽に安定させたい中・上級者。特に使い手の球筋は選ばないタイプですが、初級者にはやはり大き過ぎますね。また、クラブ性能は良いのですが9万円台はやや高い気がします。でもタイガーファンならやっぱり買うでしょうね・・・。
写真提供:(株)ネコ・パブリッシング ゴルフギア誌