発行日:2005年10月12日
田中賢司プロ
 
----------< PR >----------
 
 
 
 
 ごるマガをご覧の皆さんこんにちは。今週の<トライ!フィッティングクラブ>は久々にウェッヂをインプレッションします。最近のモデルはパッと見は形状が似ていますよね。ティアドロップ系のアメリカンタイプが多いように思われますが、各メーカー、各モデルによって微妙な顔の見せ方や独自のソール形状、又はフェースの溝の彫り方などにより、スピン性能やヘッドの抜け具合が変わってきます。実際に打ち比べて見ると、その使い勝手の違いもだんだん分かってきますが・・・。その中で今回は世界中のプロや上級者から絶大なる人気を誇るタイトリストの2005年モデルVOKEY DESIGN SPIN MILDをインプレします。今までのデザイン、フィーリング、機能面すべてにおいて高性能なボーケイに加え、この“スピンミルド”は精密なミルドマシンで耐久性の高いグルーブをフェース面に彫ることで、よりボールのスピン量を増やし、狙ったポイントにピタッと止めることができる。さらにスピードの遅いショートアプローチなどでも、しっかりとスピンが掛かりやすく仕上げられています。
【IMPRESSION】
◇TITLEIST VOKEY DESIGN SPIN MILED
● セットアップ・・・ヘッド形状はネックが“キュッ”と絞まったやや出っ歯系ですね。ソール幅が広くヘッドの座りも良い。今回のテストスペックはバウンス角が8度と少ないので、フェースの開閉がしやすいです。
● アプローチ・・・フェアウェイからのアプローチではソールを滑らせるようにボールを拾っていける。また、ラフからはヘッドの重みもあり抜けは非常に良いですね。特にボールが沈んでいる状態でも歯が入ってくれるので、威力を発揮してくれます。逆に浮いている時は深く入れないように要注意!! 球を上げることも比較的ラクなので、全体的には扱いやすく打ちやすいモデルです。正直、今までのボーケイよりいいですね。このモデルなら使ってみたい・・・。
● バンカーショット・・・バウンスの効きが少ないので、砂を薄めに取る人には使い勝手が良いでしょう。しかし、やや厚めに入ってしまう人でも、ソール幅が広いので安心感はありますね。砂の爆発力もあるヘッドなので、エクスプロージョンのイメージが出しやすく、過去のモデルと比較してもやさしさを感じます。
● バックスピン・・・スピンミルドと言うだけあって全体的にスピンの掛かり具合はいいですね。マイルドにフェースに張り付く感じが出ています。「もの凄く効く」というほどではないですが、必要なスピン量は十分掛かっているので、距離計算はしやすいです。
● ターゲット・・・タイトリストファンはもちろんですが、このスピンミルドはヘッド形状もソール幅が広く使え、クラブバランスも以前のモデルより振りやすくなった感じがします。比較的オールマイティーに幅広い層で使える中・上級者タイプですね。
写真提供:(株)ネコ・パブリッシング ゴルフギア誌