発行日:2005年11月17日
田中賢司プロ
 
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 ごるマガをご覧の皆さんこんにちは。先週に引き続き、今週も<トライ!フィッティングクラブ>はパターのインプレッションをお伝えします。今回はBOBBY GRECE V-FOIL GT PUTTER です。今はドライバーの世界でも460ccという制限の中、様々な構造のヘッドが出てきていますが、パターの世界でも各モデルの性能の進化と、より自由な構造が目に付きます。見てみると中には正直「なにこれ?」と言うような、非常にユニークでまるで玩具のようなパターも存在してますよね。でも、そういうパターがやさしくて結構入ったりするんですよ。格好いい使ってみたいパターより「こんな形のパターはとても使えないよ」なんて思うパターの方が良かったりします。今回のボビーグレースは、あのファットレディをはじめ数々の名器を世に送り出した名匠。そのボビーグレースの新作は、まるで彫刻のようなヘッド形状のデカマレット。前作MOIパターの進化版とも言えるこのGTパターの特徴は、なんと言ってもフレームにあけた穴。「ビジュアルアライメントテクノロジー」を搭載。さらにその穴を開けることにより重量を軽減し、その分を最適な位置に150gのカッパーウエイトスクリューをセットすることで、ミスヒット時でも安定したストロークを向上させる効果があるそうです。
【IMPRESSION】
◇BOBBY GRACE V-FOIL GT PUTTER
●セットアップ・・・アドレスの重要性に着目したこのデザインは、フレームの穴が見えないようにセットアップすると、スクエアなアドレスが確かに作れますね。全体的にシャープにカットされたラインもなかなか良いです。しかし、ある意味強制されるので使い手のアドレスに合わない人は、気になって受け付けないかも・・・。
●ストローク・・・ラインに対してスクエアにセット出来れば、後はそのままストロークをすれば安定性はあります。ヘッド後方部が長く非常にオートマチック性が高いパターです。また、ヘッド重量はありますが、フェースラインがシャフトよりも後ろにあるので、ショートパットでもインパクトで強く打ちすぎることが少ないですね。
●打感・・・ヘッドの動きもスムーズなのでミスヒットが少なくストロークできる。そのためソフトな感触に加え非常に落ち着きのある打感です。フェースに張り付くような感触も印象的でしたね。
●距離感・・・自分で余計な動きを入れなければインパクトを勝手に作ってくれるので、振り幅に応じて距離感が出せる。ボールの転がりもなかなか良いですね。
●ターゲット・・・随所にスクエアなセットアップが出来るように作られているので、その再現性を高くしたい人や、より簡単(オートマチック)にストロークしたいと考えている人は是非トライしてみて下さい。
写真提供:(株)ネコ・パブリッシング ゴルフギア誌