発行日:2005年06月27日
遠藤 毅 氏
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サンドウェッヂを自分に合った抜けの良いソール形状に変更。
新しく買ったウェッヂがどうもしっくりこない。以前使っていたウェッヂのほうが、ボールが拾いやすく、扱いやすかった、なんてことはありませんか?最新型のミーリングフェースに、機械加工の角溝仕様の激スピンが売り物のウェッヂなのに、どうもしっかりボールを噛むことが出来ない、という人がけっこういるんじゃないですか?そうゆう人は、そのウェッヂのソール形状が使う人の打ち方に合っていないから起こる現象なのです。
市販されているウェッヂは、所詮一般向けに作られた吊るしなのですから、総ての人の振り方使い方に合うとは限らないのです。人間、顔も身体も性格も違うように、ゴルフのスイングも実際にはみんな異なったスイングをしているのです。だから、これだけのグラブやシャフト、ヘッドが存在するのです。みんな一緒のスイングならクラブやシャフとはこんなにいらない、と思いませんか?
バウンスが効き過ぎているのでリーディングエッヂが浮いてしまっているウェッヂ。ソールを滑らせて打つようなタイプの人や砂やボールを浅く拾っていくタイプの人には、ボールに当たる前にバウンスが当たり、ヘッドが跳ねてトップ気味にヒットしてしまう。
せっかく買ったウェッヂですから、みすみす無駄にするのはもったいないものです。どうしても合わないからと、眠らせるには惜しい。顔や機能が魅力的だから購入したのだから、それを生かせる方法を考えて見ましょう。その方法のひとつに、ソール加工、というリメイク術があります。ウェッヂのソール形状を、使い人に合った形状に削り直す方法です。ソールのバウンスやラウンドをそのひとの使い方や振り方に合うように、無駄な部分を削って、跳ねない、滑るというようなソール形状に仕上げるのです。
自分にあったソール形状に削るには、それなりに準備が必要です。まず、サンドウェッヂのソール面全体を油性のマジックで塗りつぶします。そうしましたら、自分で使っていて使い難い状況のライや、それに近い状況の場所で実際にボールを打ったり、それを想定して実際に打つように素振りをして見ます。そうすると、ソールの使って(地面と接地)いる所はマジックが剥げているはずです。その部分を削ってあげればよいわけです。
使用頻度の高いウェッヂなら、一番使っているソール部分が多く削れているので、その部分を参考にしながら削る目安を付けていきます。ソール幅が広いものは、中央から後方にかけてがよく当たる部分で、ソール幅が狭いものは後方のトレーディング側があたる部分になっている。
注意して欲しいのは、削ってしまうと元には戻せないので、一度に形状を決めてしまうのではなく、少しずつけずりながら合わせていくようにすることです。このような実験をすると、ソール形状がどのような機能を果たしているのか、そして自分がソールのどこを使っているのか判ると思います。因みに、一度のショットでソールのマーキングがほとんど剥がれてしまう場合は、ソール形状がどうのこうのという前に、使い方や振り方に問題があることが多いようです。
また、市販のアイアンセットのサンドウェッヂは、バンカー専用と考えた方がよいでしょう。最近はサンドウェッヂまでセットで買うような人は、経験の浅い人や技術面が伴わない人、という設定になっているのです。セットのサンドウェッヂはアプローチなどでも使いやすい形状にするより、苦手意識の強いバンカーで出やすい形状にしておくほうが無難だからです。
ソール面に、油性のマジックペンで全面を真っ黒に塗りつぶします。そうしたら、不自由を感じるライやそれに似た場所などで、実際にボールを打ったり、地面を売ったりしてみます。そうすると、地面にあたっている場所やソールが機能している場所はマーキングが剥がれています。その部分を少しずつ削って、形状を整えていくのです。
写真提供:(株)ネコ・パブリッシング「ゴルフギア」誌
著作:
ネクストアーク株式会社
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