発行日:2005年07月25日
遠藤 毅 氏
 
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ウェッヂのソール形状のバリエーションとその機能(3)
 今週もウェッヂのソールバリエーションを3タイプご紹介いたします。今回で、12タイプのソール形状が顔を揃えたことになります。ご自身で使用しているタイプや使いやすそうに思えるものがあったでしょうか?スコアメイクの鍵を握るウェッヂは、自身の手のような裁ける操作性が命です。メーカーや流行にとらわれずに使いやすいウェッヂを探したり作ったりしましょう。
 ソール幅の広いタイプのバウンスを少なくするように削ったために、よりソール幅は広く見えるようになっています。これにより、アドレスした時のリーディングエッヂは浮き難くなりますが、ソールの接地面積が大きくなるので、ヘッドが抜けていく際に、ソール後方のトレーディング側がバウンス効果を出してしまうので、その部分を少なくするためにそぎ落としている。加えて、ヘッドを開きやすく操作しやすいように、トゥ側とヒール側をなめらかに削っている。ソールを滑らすように使う打ち方で、色々なテクニックを駆使したい人向けでしょう。
 アメリカンタイプの代表的なソール幅が狭いウェッヂを開きやすくするために、ヒール部分を重点的に削った形状に見えるが、良く観察するとトゥ側やトレーディングエッヂも穏やかなRを付けて削られているのが判ります。これはヒール側を削ったことで、トゥ側に重量が残るためにヘッドの重量バランスを整える目的で削っているのです。このタイプは、最近市販されている有名メーカーのウェッヂに多く採用されています。いわゆる、万能的というか汎用性の高い形状といえるでしょう。スイングパターン的には、ベースになっているウェッヂのように、バウンスを使って打つようなタイプの人に向いています。
 2モデル前に紹介した幅広ソールの形状をソール幅が狭く、バウンスの多いアメリカンタイプのウェッヂに応用したものです。トゥ側からトレーディングエッヂ、そしてヒール側までを繋がるように削り落として、操作性とヘッドの抜けを向上させた形状になっています。ヘッドを開きやすく、重量配分も工夫されているのでコントロール性も向上し、さらにはバウンス効果を活かしながらヘッドの抜けを促進するためにトレーディングエッヂを心持削っています。ソール幅の狭いウェッヂを使用している人で、操作性をさらに向上させたいと思っている人に最適な形状でしょう。
写真提供:(株)ネコ・パブリッシング「ゴルフギア」誌
ウェッヂ協力:ステイタスジャパン TEL:0587-91-2263